リケジョコンサルママの実験手帳

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【悲鳴】二人の低年齢児抱え、時短勤務しながらの転職活動!

[ 2019/05/21の記事 ]
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夫から突然衝撃の連絡。

「来月から、部署が品川になるから~」

…!?

本日は低年齢児二人抱えて時短勤務しながら・・・、の転職活動について書きます。


wmxlife.hatenablog.com

~転勤は突然に~

夫は愛知の田舎の大手自動車部品メーカーですが、いきなり決まりました。

正しくは予兆はありましたが、詳細は全然開示されることなく、いきなり決まりました

部署ごとの移動なので、愛知県に残るには夫は激務の部署に転部する以外手段はありません。
メンタル弱い夫に、子供は手のかかる0歳と2歳
(あっ、大型犬もいるよ!)

夫の会社は給料も福利厚生も良い。
所属部署は残業も少なく、その会社では珍しく子育てをするのにかなり恵まれた環境であることから泣く泣く私が転職することになりました。

ないない尽くしの転職活動、血便沙汰になる

夫の東京赴任が決まったのは、私の育休からの職場復帰1ヶ月前でした。

一番大変時期におらんのかーい!

私の実母に助けられながら、仕事に家事に走り、夜中は娘(1歳)の夜泣きの合間に職務履歴書や英文レジュメ、面接準備にwebテスト勉強。

全く未経験分野での慣れない業務を行い、睡眠時間2~3時間で毎日出社しました。

夜泣きの寝落ち時間以外21時間フル稼働、時短とはいえフラフラ。。。

そんな生活2カ月目でとうとう血便が滲むようになりました。

本命の内定もらう2週間前!
その後無事内定を頂き、大手の面接が残ってましたが、死にたくないので即転職活動を終了しました。

昔の人が過労死するのが分かる気がしました。

子持ち女性が敬遠される!?

そんな話をDODAのエージェントの方にされました。
既婚で小さな子供がいる女性は、25%程度の書類通過率がさらに低くなるそうです。

脅されて計20社近く応募したところ…

落ちたの4件…


検討違いもいいところだの!!
面接の調整どーすんの!

2018年末、コンサルタントは売り手市場でした。
大手自動車メーカーも全て通過し、母親であることはネックだとは感じませんでした。

「そんなん、そこらじゅうにいるし、今さら。」

というのは大手コンサル会社の採用部長の言葉です。

育児でキャリアの空白が空くのはマイナスになりますが、子供がいること自体が単純にデメリットになるわけではないようです。

ちなみに、介護などで働き方が制限される方も同様の認識だそうです。

3回目の転職は、女性が辞めなくて良いキャリアを目指す

今回の転職で私が意識したのは、以下の3つでした。

  1. 子育てと両立できる制度と実績がある企業(時短勤務、サテライト勤務・在宅業務など)
  2. 海外・国内ともに拠点があり、また夫の転勤が発生しても仕事を続けられる企業
  3. 夫の転勤などのイベントがあっても、「あなたが辞めろ」といえる収入・福利厚生(=激務になるので、それに耐えられるやりがい)

内容から推測できると思いますが、必然的に大手企業が条件でかなり窮地に立たされていました。

また、かなり家庭に影響を与える働き方になりますが、夫都合&夫希望(東京に来てほしい)の転職のため、交渉し了承を貰いました。

というのも、転職=1年目から時短勤務ができる仕事はほぼないので私はフルタイムが前提です

  • 夫が時短勤務・家事の多くを担う可能性がある
  • 夫の部署や保育園の状況によっては、どちらかの両親を東京に呼ぶ必要もある

色々な働き方と、家庭の回し方を夫とシュミレーションしながら、企業候補の条件整理と選定を行いました。

これから転職活動するママへアドバイス

子供が小さいうちの転職…、大変です…!
でもキャリアの売り時は待ってくれません

私はたまたま転職が売り時の最高潮にあって、人生で初めてみる年収にありつけました。

私自身の姿を見て感化された優秀なママ友も、転職活動を行い35歳で大きなキャリアアップを果たしました。
2児のママのため、中国からお母さまを呼び寄せる、大きな人生の決断です。

幸運なことに、近年子育てと奮闘するママも”戦力”と捉える大企業は増えていると実感しています。

転職は本人の資質だけでなく、相手のタイミングとニーズがマッチして初めて成功と言えます。
キャリアはある意味生ものです。
旬を逃したら、人生そのものに尾を引く可能性もあります。

ぜひそこを見極め、一族巻き込んでチャレンジできるママが一人でも増えるよう祈っています。

2020/09/24 追記:この転職は成功だったか?

この記事を書いてから1年ちょっと、新しい会社での所感です

経済面の効果

年収が夫の1.5倍になりました。田舎の堅実なサプライヤーでは見ることのない額面を頂きました。
経済面では成功といって良いでしょう。
贅沢する余裕はありませんがお金で解決できる選択肢が大きく増えました

一方で、評価がボーナス額にダイレクトに響くため、上司と馬が合わないと死ぬな、と思いました。
コンサルには上手に有利なPJ環境に転がり込む営業スキルが必要です。
*成績でボーナス額が100万>200万>300万 になります

そういったやり取りに自信のない方は向かないかもしれません。

時間的余裕

予想通り毎日忙殺されていますwww

忙しすぎて、大手に努めてる夫に「もう貴方仕事辞めていいよwww」と言ってます。
専業主夫を夢見てる夫は、最近キラキラしてきました(←いいのか

コンサルの仕事のお作法は一通り慣れてきたので、あとは最適化ですね
去年よりだいぶ立ち回りは改善されてきたので、今年はだいぶ残業を減らせるのでは、と実感しています。
そのあたりをいつか記事化できたらと思います。

やりがい

1点目で、コンサルは営業力が必要と書いたとおり、やりたいテーマにいくには社内人脈が必要です。
このあたり、私はまだ弱いのでやりたいPJにはまだまだ辿りつけていません。ここは課題ですね。

ただ大きなコンサルファームのためチャンスは多く転がっていることは事実のため、このあたりのコツも記事化したいな~!