【キャリアプラン】キャリア形成のコツをザクっとまとめてみる
こんにちは!30代半ばで人生2回の転職を経験している私です。
どちらも「辞めたぁ~い!」と思っった転職ではありませんが、結果的にキャリアアップになり、キャリア形成について後輩に聞かれることが増えたのでそれをまとめたいと思います。
↓2回目の転職は阿鼻叫喚地獄であった
wmxlife.hatenablog.com
筆者の経歴
- 2008年-2014年 大手自動車部品メーカー/設計技術者して入社。プロジェクトリーダー/激務。
結婚して体調をめちゃくちゃ崩し、子供を産むため退職。
20代で年収700万くらいでしたが、事業会社でチームワーク絶対主義であり業務コントロールが難しい環境でした。(正直ブラック企業だと思いました)
- 2015年-2018年 中堅システムソリューション会社にてPMO&業務改革コンサルトとして入社。
時短勤務で大切に扱っていただくが、夫の転勤で退職。フルタイム時 残業40~60h くらいで年収570万ほど。
小さな会社ですので、業務レベルも低くのんびり働ける環境で、本音は続けていたいと思うことがあります。
- 2019年~ 大手コンサルファーム/製造向けコンサルタント ←いまここ
残業35~70h くらいで裁量性年収750万~950万です(成果によりボーナスが変動)
大企業になったので、業務スケールが大きくなった反面、業務の難易度も上がり、成長できるフィールドですが不甲斐なさに自己嫌悪になること多々あります、、、(笑
ちなみに私のスペックは、バカではないけど高学歴でもないし、要領も良くないです。(´・ω・`)
自分のことを語る前に周囲を見て思うこと
みなさん、10年後の自分って、どうなっているか思い描けますか??
私は入社2~3年目には描いてました。
それを上司と共有してたし、そのために必要なスキルや経験、機会が何なのか、よく部門外の方と話したりしてました。
「どんな仕事がしたいのか」は「将来何ができる状態になっているのか(会社に何を貢献する人になるのか)」とセットです。
それを描かず、「こんな仕事イヤだ」と言う社会人が意外と多いです。
自分がどう動いたら、欲しいチャンスを上司が与えてくれると思いますか?
お互いがWin-winになるよう立ち振る舞うのが合理的だと思います。
キャリア育成でのステップ
私が社会人になって、上司や先輩に囲まれながら普通にやってたプロセスを紹介します。
- 10年後のキャリアゴールを達成している姿をクリアにする
- ゴールに対し、必要なスキル、経験、機会を把握しており、フィードバックしてくれるネットワークを作る
- 上記をもって、ゴール、プランは常にUpdateし、常に発信しておく
ここで重要なのは、「どれ一つ自分自身だけで出来ることはない」ということです。
業務を行っていく上で、どの職業でも少なからず不平不満はあります。
でも、それはある意味貴方の写し鏡です。
あなたの評価/実績が、あなたをそのような環境に置きます。
出し抜くには、彼らと同じルートを歩かないことです。
似たもの同士が集まれば、実力伯仲です。同じ発想で、同じことをすれば、同じような結果が出ます。
そこから一歩出るには、自分にない発想や知識、チャンスを獲得する必要があります。
最初は夢物語でいい
”10年後のキャリアゴールを達成している姿をクリアにする”
入社後、2~3年くらいするとその領域の事業構造が見えてきます。
中堅以降なら1カ月くらいでビジネス構造までもが見えてくるでしょう。
自領域業務と、他領域業務のI/Oと大きなビジネスの流れが見えると、
今度は”自分というコマ”がどの海流なら泳げるのか、流れ着けそうか、見えてくるはずです。
逆に、新入社員でもなく、それがが見えていない方はバリキャリに向いていません。
猛者たちの中で、踏み台にされ消耗するだけなので早々離脱をお勧めします。
ここで重要なのは、自分だけで決めるDRAFTは「方向性」と「最終着地点」だけで良い、という事です。
そこさえ決まれば、あとは人海戦術を活かした目標設定です。
自分の「目標を実現している人」を社内から見つけ出し、その人の「経歴」「現在のスキル」「自分とのギャップ」を観察し、そのギャップを埋める計画を立てます。
別にその計画のセンスがあろうが、なかろうが、この時点では関係ありません。
この後に築くネットワークの品質次第で、その計画の実現性が大きく変わります。
良い仲間づくりは、モチベーション維持の要
”ゴールに対し、必要なスキル、経験、機会を把握しており、フィードバックしてくれるネットワークを作る”
みなさん、会社に同志はいますか??
苦楽を共にし、切磋琢磨し、お互いを刺激する存在と常に接触し続けるのは、どんなビタミン剤より効きます。
しかしもう1つの効能は、同じ職級だけではなく上下層広く持っておくと、キャリアにおいては何倍も有効になります。
ビジネスにおいて「3つの目で見る」という有名な言葉があります。
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チャンスを掴むには、いつも同じ視点で見ていては気づきをみすみす逃します。
虫の目⇔鳥の目、魚の目 はあなたの上下職層で補完できる貴重な情報源です。
そういった複数層とのコミュニケーション、フィードバックは必ず貴方だけでは成しえない気づきをもたらしてくれます。
最後はプッシュ!ネットワーク全体でプッシュ!!
”ネットワークを通し、ゴール、プランは常にUpdateし、常に発信しておく”
前段の2つのプロセスは、いはゆる「キャリア形成の土台」=「あなた自身の市場価値」を固めるための下地作りです。
最後のプロセスは、その価値をアピールし、アサインに漕ぎつけるためのPR活動です。
ここはあまり語らなくても、前段2つすっ飛ばしてやりたがる人は多くいます。
ですが、PRで一番大事なのは「他者からの推薦」であり、そのためのネットワークづくりが肝であると私は考えます。
「私、やりたいです!」よりも、コネクションを持つ人の「ああ、いいヤツ知ってるよ」の方が遥かにアサイン者の心は動きます。
そしてそう言って貰えるための、日々の情報収集/発信とスキル獲得活動です。
毎日毎日毎日、畑違いの仕事でも、必要なスキルに繋がる業務へどう成果をねじ込むか、頭をどれだけ使ったかが試されます。
(ちなみにこのへんは、ネットワーク構築に勤しんでいれば先輩が必ずヒントをくれます)
1人でふてくされる前に、色々な層の方と交流して、恥ずかしくても自分なりのキャリアプランと計画をコミットメントする。
毎日愚痴るより、ずっと有意義な時間だと思います。